枕木外構工事編です。
当社取扱いの枕木設置の考えでしたが、要望が有り枕木の擬石設置と芝にて駐車場をリニューアル致しました。
本工事はなんと言っても、難易度が高い工事です。
それは、輪立ち部分は重さがかかる為しっかり下地を作る反面、芝部分は芝の根が張れるやわらかな下地を作る事で機械的にやってもだめな事。又、枕木の擬石の接着にモルタルを使う事で、その周辺にアクがでて、芝がだめになる可能性がある為アクが芝に行かない工夫をする事が重要です。
現状の写真になります。

既存コンクリートはヒビも入っておらず
きっちりコンクリートを打っている様です。
これが完成写真です。芝の方向を45度傾けても面白かったかも知れません。

芝のベースは西洋芝です。少し特殊な芝を使いました。
枕木と芝のコントラストは大変キレイです。
既存はコンクリート先ずは解体です。

解体中のコンクリートから、かなり強度がありますね!
30年程度たった土間のコンクリートとのお話。
コンクリートは、段々強度が発生し50年程度で最大の強度がでてきますのでこのコンクリートは現在で最大に近い強度に成熟しているのでしょう。
おまけですが、解体屋さんです。怖そうな面構えですが、やさしいです。

先ずは砂を持って来てもらい様子見です。

これから、天圧差のある部分天圧を行います。
石下地の下部分の天圧が完了です。
芝の部分と、擬石部分を完全に分け、天圧差を変えます。
機械で天圧すると、均一にはなりますが、芝の部分迄天圧がかかるので
今回はレーキを使いました。
アルミのレーキは(グラウンド均しの様な道具)、天圧をかけた時に
音で、石等硬い物を見つけられるので大変重宝です。
納得がいくまで、確認です。
枕木の擬石を設置した状態です。

配置設計より前面の配置を変えました。

現場で配置してみて、しっくり来なかったからです。
前面に長物を使用する事で、前後方向の単純さを削除してみました。
芝貼り中です。

今回複数の西洋芝の種類をいくつかあわせた物ターフを使いました。サッカーのグラウンド等に使っており常緑をキープできます。
芝と枕木外構の完成です

枕木部分に砂を撒きながらの芝貼りですが、完成後水やりと一緒にキレイにします。
こうしてみると、模造品とは思えません。よく見るとパターンが一緒です。